カサ・デ・サンタマリアは、母子家庭のお母さんと子どもさんが一緒に安心して暮らせるよう自立に必要な支援を総合的に行う児童福祉施設です。入所から退所後の地域でのアフターケアまでさまざまなお手伝いをしています。
「母と子の未来へのまなざし」(図書出版ヘウレーカ)

社会福祉法人礼拝会の母子生活支援施設「カサ・デ・サンタマリア」は、2021年に設立から25年を迎えました。この度、それを記念して書籍「母と子の未来へのまなざし」(ヘウレーカ図書出版)を刊行致しました。これまでの実践を振り返るととともにこれからの母子生活支援施設の在り方を模索し考えていきたいと願い、研究者の方々の論考も加えて一冊にまとめました。
理事長あいさつ
社会福祉法人礼拝会は、「この一人を大切に」をモットーに、子どもと女性の尊厳を守り、その成長と自立を支援する目的で、母子生活支援施設「カサ・デ・サンタマリア」、児童自立生活援助事業「ミカエラホーム」および無料低額宿泊所「聖家族寮」を運営しております。
子どもと女性の貧困化、性の商品化、ドメスティックバイオレンスや児童虐待等が渦巻く現状の中で、子どもと女性たちが安全な生活環境を保証され、将来に向けて多くを学び、新たな体験をし、職員や関係者たちとの交わりを通して成長し、豊かな人生を築けていけるような支援に努めてまいります。
皆様のあたたかいお見守りをお願い申し上げます。
社会福祉法人礼拝会 理事長
宮下慧子

